閉会総会で約6千人が黙祷
「核兵器のない平和で公正な世界のために」と
いうテーマで行われた、全水爆禁止2015年世界大会。

5時間にわたり行われた中では、冒頭の問題提起を受けて、各国代表の方、そして参加者による討論が行われました。その中では、20代30代の若者による発言が目立ち、最後のまとめの中でも「広島大会以上の発言で、若い世代がそれぞれの行動を発言したのが大きい」と締めくくられました。
問題提起の中では「被爆国の日本が先頭に立って核廃棄を訴える必要がある。しかし自民の中には非核三原則をやめようとしている勢力がある。また、中国の行動は周辺国としっかり話し合ってやるべき。日本との貿易が輸出2位、輸入1位となっている中で、解決のために「戦争」を起こすのか?」との話もあり、その後の討論にて、それぞれの考える対話による平和について、積極的な意見が交わされました。
11時2分、一斉に黙祷

実際に現地で行う黙祷、そして原爆投下70年という一つの節目の年ということもあり、様々な思いを巡らせながらの黙祷になりました。
総会後、平和祈念公園や原爆資料館、爆心地公園などを回り、折り鶴を届けたり、被害の実態を直接目にし、より核廃絶への思いを強めた、長崎大会となりました。
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爆心地の碑から上空を見上げる
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