情報共有と住民参加~住むことが誇れるまち
3町長がリレートーク
13日から14日にかけて、オホーツク管内訓子府町で第23回全国小さくても輝く自治体フォーラムin訓子府が開かれ、全国から約六百人の首長や自治体関係者、播磨市議ら党市議団も参加しました。
最終日の14日には、ニセコ町片山町長、下川町谷町長、訓子府町菊池町長による「リレートーク」が行われました。
持続可能なまちづくり小さいからできる自治
ニセコ町の片山町長は、まちづくりを「会議は全て公開、予算や政策について町民に直接提起、意見を聞くことを中心とした協同を重視」と強調。
さらに「住むことが誇りに思えるまち」を実現する手段として観光も重視。住民本位で開発を抑制し未来につながるまちづくりを進めるため、水資源の保護条例を制定するなど環境保全重視の姿勢を訴えました。
谷・下川町長は森林資源を活用し、木質バイオマスエネルギーで熱供給を行う集合住宅を整備した同町の一の橋地区について紹介。
高齢化率が51%だった同地区には若い世代の移住や企業の誘致が進み高齢化率が27%に下がったと成果を強調。新たなエネルギー政策とSDGs=持続可能な未来都市の整備を説明しました。
菊池・訓子府町長は認定こども園や障害者施設を新設など「全ての人が住みやすい街を目指していく」と述べました。