播磨和宏市議、一般質問
地域で暮らし続けるための施策ついて質問
6月19日、帯広市議会6月定例会の一般質問に播磨和宏市議が登壇し、「地域で暮らし続けるための施策について」帯広市の現状認識や考え方を質問しました。
生活圏の考え方と、地域の実情
日頃生活していく上では、通勤・通学、買物、通院などある程度の範囲の中で暮らしています。
さまざまな範囲がある中で、地域包括ケアシステムでは日常生活圏域を「必要な介護、保険、福祉、医療等にかかわるサービスをおおむね30分以内で提供できる範囲」としています。
実際には、生活していくには生活必需品が入手しやすい、買物や交通環境が必要ですが、市街地であっても不便さが生じてきている実態があります。
買物弱者対策~民間事業者の情報提供を
市内では、民間事業者による買物宅配サービスや、移動販売が広がってきていますが、知られていないものも多く、情報入手の差がそのまま地域での暮らしやすさにもつながっています。
市は「以前、地域からスーパーがなくなる際、町内会からの要望で宅配事業や移動販売の情報を提供したことがある」と答弁。
播磨市議は「その情報提供の方法を、高齢者や障害者など、必要とする人に情報提供できないか」と質問したところ、「今後も関係部と連携し、相談支援の中で取り組んでいく」と答弁しました。
交通弱者対策~バス路線見直しの情報提供を
播磨市議は、地域公共交通網形成計画で触れられたバス路線再編について、「昨年1月の説明会以降の動きと周知について」質問しました。
市は「当初より規模縮小し、白樺通を通る5路線が厚生病院移転によって敷地内へ乗り込むことによるルート変更程度となる見込み」と答弁。
また、変更後の路線の周知については「11月に予定しているバスマップを広報に折り込み全戸配布する」と答弁しました。
7月の帯広市議会常任委員会日程
(すべて13:30開始です)
17日(火) 産業経済委員会(杉野市議)
18日(水) 総務委員会(稲葉市議)
20日(金) 建設文教委員会
27日(金) 厚生委員会(播磨市議)