台風被害 共産党市議団にも要望が寄せられる

2016年9月18日日曜日

事務所だより 調査

t f B! P L

共産党帯広市議団が市内現地調査

川西小水力発電所など、戸蔦別川流域の被災地域を調査


JA帯広かわにし有塚組合長より
説明を受ける
2日に畠山和也衆議、紙智子参議、真下紀子道議らが台風被害調査のため、新得町、清水町、芽室町に入りました。

 日本共産党帯広市議団も8日、佐々木とし子道政事務所長とともに、市内でも農地の冠水や消失などの被害が集中した戸蔦別川流域に調査に入りました。

小水力発電所の被害状況


 最初に訪れたJA帯広かわにしでは、有塚利宣組合長から被害等の説明を受け、実際に現地の視察に入りました。

発電所建屋にも浸水
拓成橋直下にある「八千代発電ダム」と、その下流にある「JA帯広かわにし 川西発電所」では、戸蔦別川の増水により堰堤や護岸壁が破壊され、かろうじて発電所建屋は残ったものの、発電機の浸水により発電できなくなっている状態でした。

戸蔦別川流域の被害状況


発電所建屋外の風景。コンクリート擁壁もほぼ全て倒壊。
新聞報道などではあまり報じられていませんが、戸蔦別川でも2ヶ所で堤防が決壊し、流域の農地に深刻な被害を与えています。また、札内川に注ぐ小河川でも溢水による畑の冠水や流れによる作物の倒伏が見られました。

 特に深刻なのが東清川地区と中島地区で、東清川では決壊した川の水が2~3kmに渡って、道路の左右の農地を暴れまわった様子が見られ、中島地区では20㌶以上の農地が一見すると河原のように変貌してしまっていました。

 中島地区で農地が被災した方は自宅も床上浸水となり、「今後の生活をどうすればいいのか。元に戻すだけでも数年かかる。その間の生活費も考えると、復旧にかかる負担は不可能」と語り、災害復興への支援についての切実な要望を訴えました。まだ農業被害については次々判明しているところです。随時災害対策本部へも連絡をし、早急な対応がとられるようすすめていきます。

ブルーベリー畑があったところ。泥に埋没。(東清川)
戸蔦別川・札内川決壊により河原のように
なってしまった農地(中島地区)

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