日本共産党帯広市議団が視察
神戸市東灘区・東灘処理場「こうべバイオガス」
自治体学校in神戸終了翌日の2日、播磨市議ら党市議団は、神戸市・東灘処理場で行われている「こうべバイオガス」を視察しました。
メタンガス精製施設 |
震災復興が契機
この事業は、阪神・淡路大震災で壊滅的な被害を受けた東灘処理場の施設復旧に際し①震災復興②余剰ガス活用③化石燃料削減と温室効果ガス抑制④地産地消をキーワードさまざまな事業展開を行っているものの一つです。
都市ガス注入施設 |
また、2009年度から実証事業として都市ガスへの注入も開始し、今では3000世帯程度まかなえる量を送入しています。
食品残さの有効活用
2012年からは「KOBEグリーン・スイーツプロジェクト」として、消化ガスの発酵促進のため、地域産業のスイーツや惣菜の残さ、廃棄酒を消化タンクで混入させることで、約10%ガスの発生量を増加させることが可能となっています。
配管に付着したリン化合物(右) |
下水から、活用可能な資源を取出し再利用する
更に実証実験として、今まで定期的に配管に付着するリン化合物を、先に汚泥から効率よく除去し、肥料として再生を始めました。現在では化合物として約360㎏が活用されています。
リン化合物除去施設 |