「戦争への道をいま塞がなければ」-憲法を読む会

2016年5月22日日曜日

事務所だより

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自民党改憲草案の正体~国民を縛る道具に


 憲法記念日の3日午後、今年29回目となる「5月3日にみんなで憲法を読む会」がとかちプラザで開かれました。

 参加者全員で憲法を読んだ後、自民党改憲草案に関する寸劇を挟み、笹森学弁護士が「憲法を暮らしの中に活かそう~自民党の改憲草案の正体」と題した講演が行われました。

 笹森氏は「日本国憲法の国民の義務は、勤労・納税・教育の3つ。自民党の改憲草案では5つ以上に増え、権力を縛る法から国民を縛る法に変質」と指摘。さらに自民党が憲法改正の優先課題とする、非常時に首相に強い権限を与える「緊急事態条項は、歴史の反省から削除したものであり、改憲案は内閣に独裁権を与えるもの。先進国に草案のような規定を持つ国はない」「草案が実行されるとどういう世の中になるかを考えることが重要」と強調。自民党改憲草案は「戦争有志連合への途。独裁国会の創出」と訴えました。 

「十勝の取り組みに確信持って更なる発展を」


 十勝まちづくり研究会の第6回総会が7日開かれ、「子ども白書2015」出版記念リレートークも行われました。

 北海道自治体問題研究所小田(こだ)清理事長が「アベノミクス・地域づくりにかけているもの~十勝のまちづくりから学ぶこと」と題し記念講演を行いました。

 小田先生は「昨年の戦争法により、『新3本の矢』でいよいよ富国強兵化が加速される」と強く批判。また、道内主要圏域における住民の転入数転出数をグラフで示し「帯広圏は周辺からの流入はあるが、他地域への流出が少ない」「帯広・十勝は、地場産業の発展から加工・販売へと幅広く産業を広げていることや、新しい地域づくりの取り組みとして自然エネルギーの活用など学ぶべき取り組みが多い」と強調しました。

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