播磨和宏市議、一般質問
防災行政などついて質問
13日、12月定例会の一般質問に播磨和宏市議が登壇し、「防災行政について」「介護保険制度について」、それぞれ帯広市の現状認識や考え方を質問しました。
防災行政~避難所案内看板修正へ
被災から3か月を経過し、次々と明らかになる被害とこれからに向けた検証が続けられています。
播磨市議も今年度の定例会で取り上げ続けてきた防災について、引き続き質問を行いました。その中で、9月定例会の際に「避難所誘導案内板への洪水時避難所掲載の考え」について、市から「検討する」との答弁があったことに対し、その後の検討状況を質問しました。
今回の答弁の中で市は「総合体育館周辺の看板に対し、取り急ぎ洪水時避難先表示を行い、今後浸水地域での表示の改修を進めていく」と答弁し、初めて見る方でもわかりやすい表記への改善が図られることととなりました。
事前復興について~記録も生かした計画改善を
今、防災の考え方の中で「減災」をさらに発展させた「事前復興」の考え方が広まってきています。度重なる災害の中で、その後の復興が遅れ住民の生活再建が思うように進んでいないことから、事前に復興についても計画などで予定していくものです。
帯広市でも「減災」の考えの中で耐震化工事なども行われていますが、今後起こりうる災害に対し、歴史を調べることで影響を受けやすい地域を知ることができ、被災された方の声を聞くことと合わせて、対策に生かしていく考えを質問したところ、市は「連合町内会をはじめ様々意見を聞いている。見直しの中で過去の記録も確認し進めていくように努める」と答弁しました。