日米貿易協定と食の安全保障
紙智子参議の国会報告にも反響
11日午後、日本共産党十勝地区委員会主催による第25回「食と農のつどい」が開催され、250人を超える参加で行われました。
主催者あいさつ、来賓あいさつのあと、紙智子参議院議員から国会報告が行われました。
つづいて鈴木宣弘・東大教授が「日米貿易協定と食の安全保障」と題して講演を行いました。
はじめに日米貿易協定の実態について「自動車の関税撤廃も約束されておらず、コメや乳製品は先送り、農産物どの分野をとっても、ただ日本が失っただけだ」と指摘しました。
遺伝子組み換え食品や除草剤のグリホサートの問題も「日本の食品安全基準が我々の命を基準にしているわけではく、アメリカが生産に必要とする農薬の量で決まっている」とも話し、農政がアメリカ最優先になっている実態を話しました。