十勝代表団は原水禁世界大会・長崎へ
30日夜には報告集会も
7月31日から8月9日まで、帯広原水協加盟団体による「ヒバクシャ国際署名」の連日宣伝が行われています。
2017年7月7日、国連総会で122の国と地域の賛成多数によって採択された「核兵器禁止条約」は、世界24か国で署名が行われ、発効に向けて着々と世界が動いています。
この条約のきっかけとなったのも、広島・長崎の被爆者の方々が、生きているうちに核兵器のない世界を実現してほしいという願いを込めた「ヒバクシャ国際署名」が世界中に広がったことにあります。
この間十勝でも、全19市町村が加盟をした平和首長会議や、政府に核兵器禁止条約への批准を求める意見書が10自治体で採択されるなど、平和への取り組み、特に核廃絶に向けて政府へ働きかける動きが広がっています。
3日、播磨和宏市議団事務局長は街頭で「ヒバクシャの方から直接体験を聞ける機会も限られてきている。戦争を経験していない世代として、実体験を語り継ぎ、子や孫の世代へと平和な世界を受け継いでいかなければならない」「核兵器のない平和な世界を作るためにも、署名への協力を」と、七夕まつりに足を運んでいる人たちに、署名の協力を呼びかけました。
ぜひ、まだ署名をされていない方がいれば、市役所やコミセンにも署名用紙があります。ぜひご協力ください。
原爆投下時刻に合わせた点鐘
6日午前8時15分・広島、9日午前11時2分・長崎。この原爆投下時刻に合わせて、十勝管内各地の寺で点鐘が行われ、原爆による犠牲者の方々へ黙とうがささげられました。