播磨和宏市議、一般質問
進学環境と結婚できる環境づくりについて質問
9月19日、帯広市議会9月定例会の一般質問に播磨和宏市議が登壇し、「帯広の若者を支えるまちづくりについて」帯広市の現状認識や考え方を質問しました。
進学できるまちづくり
十勝の高校から先への進学環境は、十勝中の高校3年生が全員進学したとしても、単純に定数だけみても不足しています。そのため、学ぶために十勝を離れなければならない学生の割合は9割にも及び、自宅通学ができる学生と比較して負担が大きくなっています。
播磨市議は民間でも財団を設立し、給付型の入学支度金を支給していることなどに触れ「民間企業でも、十勝の学生の現状を把握し行動を起こしている。市奨学金もこの間の議論で利便性が上がっているが、さらに入学支度金を導入してはどうか」と提案しました。
市は「奨学金選考者アンケートでも、制度があれば利用してみたいとの声があった。今後もニーズや手法について調査研究していく」と答弁しました。
結婚できる環境づくり
~帰郷後の負担減を
道内の学生の奨学金利用率が、学生支援機構のものだけで45%、全国平均よりも9%も高く、卒業後の返済への負担も大きなものとなっています。
経済的な負担は結婚に踏み切れない要因の大きな点ともなっていることが、社人研の調査でも明らかとなっており、経済的な負担となっているものを減らしていくことが、結婚しやすい環境づくりにもつながります。
播磨市議は、今企業が新卒就職した若者に対し、奨学金返済支援を行っていることやその意義について触れ「市の奨学金を借り、卒業後帰郷し市内に就職した若者への返済減免策は」と質問しました。
市は「現時点で予定はないが、他の施策や国、他市事例も含め動向を注視していく」と答弁しました。
市民意見交換会 日程
13日(土) 14時~ 川西農業者研修センター
13日(土) 19時~ 東コミセン(東7南9)
14日(日) 14時~ 森の里コミセン(西22南4)
14日(日) 19時~ 緑西コミセン(西17南4)
15日(月) 19時~ 南コミセン(西10南34)