平成30年度予算審査~その1-民生費

2018年3月25日日曜日

事務所だより 予算審査

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民生費、介護保険事業会計など

民生費の質疑内容について


 3月15日、平成30年度予算審査特別委員会で、播磨和宏市議は民生費で「夜間保育所の状況について」「学童の現状について」「高齢者等の見守り体制について」それぞれ質問しました。

夜間保育事業者との連携を


 帯広市の夜間保育所は認可では1ヶ所あります。以前、保育士不足により待機児が発生していましたが、今回の質疑の中で市は「保育士は確保できたが、一人あたりの面積要件で待機が生じている」と答弁しました。

 播磨市議は「今後の方向性として、物理的な面積不足であれば、拡充を含めた事業者との協議が必要では」と質問したところ、「増築等は難しい面もあり、民間事業者が実施している保育サービスの把握と周知を図っていく」と答えました。


学童~条例に基づいた整備を


 来年度、帯広市の児童保育センター、いわゆる学童が、5か所でクラス増となります。
 2年前から入れる児童が小学6年生まで拡大し、共働きの世帯が安心して預けられるとして、利用が増加しています。

 一方で、今まで地域内の民間住宅を活用していた分室の多くが、学校内の放課後に空く教室へと移動することとなり、本室と分室での格差や、条例明示した条件が満たされるのか、どう整備されるのか課題が残っています。

 播磨市議は、これから整備されるところの児童の分け方はどうなるのか質問したところ、市は「基本的には地域のこれまでの実情通り。学校内の分室に高学年が入ることになる」と答弁しました。

 さらに播磨市議は、小学3年と小学6年の体格差として「身長で約20cm、体重で1・5倍の体格差がある。これだけの差があって、一人当たり1・65平方メートルで統一することに問題はないのか」「学年で分けているのであれば、一律ではない考え方がひつようでは」と訴えました。

きづきネット~体制のさらなる充実を


 帯広市の「きづきネットワーク」は発足から5年が経過し、協力事業所・団体は26から53へと倍増しました。

 ここ2~3年は通報・相談件数が微減し800件台ですが、認知症・精神疾患に関わる件数は右肩上がりで、当初30件だったのが101件まで増えています。

 播磨市議は相談を受けた後の対応に触れ「きづきネットで把握した情報は、後日認知症徘徊高齢者等SOSネットとの連携にもつながる。きづきネットの更なる活用を」と求め、市も「民間事業者への加入促進を図り、見守りの網の目を細かくし充実させるとともに、関係機関の連絡を密にし適切な支援につなげる」と答弁しました。

予算審査 民生費の動画です
(播磨市議は41:40から)
動画リンクはこちら


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