農林水産業費、商工費など
９月２９日の平成２８年度決算審査特別委員会では農林水産業費、商工費、ばんえい会計などの農水商工関係費について審議が行われました。
小規模農家を支える取組みについて
播磨和宏市議は農林水産業費において、「農地・林地の災害復旧」「農業・農村基本計画について」それぞれ質問しました。
経年で見ると、大規模農家（３０ｈａ以上）と、小規模農家（５ｈａ未満）の農家数が増えています。新規就農であれば、多くが小規模から始まり徐々に拡大していくところですが、この小規模農家への特化した支援策を質問したところ、市は「現状は特化したものはないが、担い手育成事業や次世代人材投資事業を行って支援している」と答弁しました。
支える人の環境改善を～ばんえい競馬
ばんえい競馬特別会計で播磨市議は「競馬場内で働く人の生活環境整備について」質問をし、「フェンス越しに見ても老朽化が目立つ厩舎や居住区の建物。改修の見込みは」と質問したのに対し、市は「２８棟中６棟は計画中。残りも基金を有効活用し、整備に努める」と答弁しました。
商店街活性化の取組み全市を挙げて
商工費で播磨市議は「生活交通路線維持」「商店街活性化の取り組み」について質問しました。
商店街活性化の取組みでは、駅前をはじめ観光客がまず目にする商店街の活気が、その街のイメージにも影響することに触れ、個別店舗の改修支援について質問したところ、市は「改修にも使える中小企業振興融資制度や、一部では保証料補給を通じ事業者の負担軽減も図っている」と答弁。
また、市内でも活性化に向け特徴的な取組みを行っているところの情報共有については「商店街関係団体との連携で、事業者の主体的な取組みを促していくよう考えている」と答弁しました。
