「利用促進の前提である安全管理を確実に」
播磨市議が質疑
15日、午後1時半から開かれた産業経済委員会で、播磨和宏市議は「とかち帯広空港の安全対策について」質問を行いました。
昨年10月、国管理空港の中で整備基準を満たしていない空港が会計監査院の調査により指摘され、道内の空港も含まれていることが判明しました。
国内でも数少ない、国が設置し市が管理する帯広空港で、同様の事態が起きていないのか、また管理体制について質問をしたところ、「過去に同様の事例は起きていない。国の厳格な基準のもとで、毎日の提示点検など国管理空港と同等の管理をしている」との答弁。
また、今後の利用増・ターミナル増設の中で、円滑な保安対策として昨年7月に増設された手荷物検査場の今後の利活用については「稼働についての費用は航空会社と市が折半。予約の状況を見ながら、航空便の運行に影響が出ないように、2台稼働をしている」と、答弁がありました。
東京線の利用増が続き、久々のまとまったチャーター便就航も決まるなど、利用促進の面だけが先行しがちな空港の議論ですが、全てにおいて保証されなければならい安全・保安対策について、今後もしっかりとした議論を続けていきます。