消防費、土木費、上下水道会計に関して質問
10月13日に行われた平成26年度の決算審査特別委員会では、消防費、土木費、水道会計、下水道会計についての質疑が行われ、播磨和宏市議が質問に立ちました。
新婚世帯への住宅支援について質問
播磨市議は、土木費で地域優良賃貸住宅(地優賃)ついて、公営住宅全体を含めた考え方を質問しました。貧富の格差が広がり、特に低賃金の非正規労働で苦しむ人が増えている中、住居費の負担割合も増えています。
「住」のセーフティネットでもある公営住宅について、市の現状と今後について市は、平成26年3月に策定した「帯広市住生活基本計画」に基づき、平成35年度までに既存の公営住宅と併せて4,060戸程度の需要が見込まれ、そのうち既存の市営住宅と道営住宅を除いた230戸あまりを、地優賃制度を利用して整備していく考えを答弁しました。
地優賃は高齢者世帯向けと子育て世代向けが整備されており、子育て世代向けには現時点で34戸、来年4月には更に10戸増える予定となっています。
今、道は道営住宅申込みの際、試験的に新婚世帯も優遇措置の対象に含める取組みを始めています。帯広市にも公営住宅において、新婚世帯まで拡大した形の措置が取れないのか質問したところ、市は「国の地優賃制度要綱が今年4月に改正され新婚世帯の追加が行われた。それに合わせて帯広市でも今年度中に市の要綱改正に向けて準備を進めている」と答弁しました。
車両更新を確実に!~消防費~
播磨市議は消防費で、現在の消防力と車両更新についての考え方を質問しました。
特に消防車両の更新に関して播磨市議は、第6期総合計画の中で更新を完了させるとの過去の答弁もあり、市が更新目安としている20年超の車両が現時点で10台あること、今後の広域化により今まで以上に走行距離も増え、見えない経年劣化で突然故障が起こり、市民の命や財産を守れなくなってしまう恐れもあることを述べ「残りの期間で未達にならないように計画を立て、確実に実行してほしい」と訴えました。