市民との対話で無駄な事業のスリム化を

2019年12月1日日曜日

事務所だより

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新くりりんを考える会が学習会


 新しいごみ処理場建設の計画について「新くりりんセンターを考える会」が11月16日、前・三重県松阪市長の山中光茂氏を講師に学習会を行いました。

 山中氏ははじめに、市長時代に業者が提示したごみ処理場の建設費を、300億円から68億円に圧縮した経験について報告しました。

「行政は住民を巻き込んだ議論を」


 さらに山中氏は「帯広市と同人口の松阪市にとって300億円のごみ処理場の事業費は大きな事業。処理場建設のための部局を設置し、企業と関係のない専門家集団で事業者の技術審査を行い実績のない企業にも費用の試算を行わせて検討を深めた」と話しました。

 また、「プロポーザル方式の入札も市民参加で行うなど住民が議論に参加できる場を作ることが市長の役割」であり、「住民にはゴミ処理に限らず現場に関心を持ってほしい」「一部事務組合であってもお金を出すのは自治体。特別委員会の設置など議論を」と訴えました。

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