「被爆75年の来年こそ非核の政府を」~原水爆禁止世界大会報告会

2019年9月15日日曜日

事務所だより

t f B! P L

日本政府は「核兵器禁止条約」に署名、批准を!
核兵器のない平和で公正な世界の実現を


 原水爆禁止2019年世界大会に参加した15名の十勝代表団の報告会が8月31日、とかちプラザで開かれました。

 佐々木とし子代表団団長はじめすべての参加者が、現地で感じた感動と熱い思い、未来への希望の取り組みの決意について語りました。

 世界大会で「女性のつどい」に参加した参加者から口々に「『1万人署名』を行っている長崎の高校生から『被爆者の方たちは年を取っていくので、私たちに任せてください』と力強い発言で頼もしいと思った」と感想が語られました。

 閉会のあいさつに立った稲葉原水協副理事長・市議は「被爆75年、NPT発効から50年の2020年を歴史的転機にするため、代表団先頭に全力を。禁止条約に署名する政府の実現を」と訴えました。

「安倍政権の改憲は絶対阻止を」~9条の会連絡会講演会


 十勝に50ある「9条の会」の連絡会が毎年行っている講演会が8月25日に行われました。「日本国憲法と沖縄・北東アジアの平和ーいま平和憲法になにを問われているか」と題し、明神勲北海道教育大学名誉教授が講演しました。

 明神先生は、平和の概念について話した後、日本国憲法の平和主義の特徴として「前文と9条の歴史的先駆性~不戦・平和の世界史的記念碑」と強調しました。

 そして「いま平和憲法に何を問われているか」と沖縄の基地問題の歴史的経過から問いかけ「沖縄と日本とアジアの平和の懸け橋に、そして北東アジア共同体形成の拠点に」と訴えました。

 朝鮮半島の新たな動きに対しても「平和憲法を生かし東北アジアの平和を」と強調。「直接的暴力の否定と貧困など構造的暴力の克服を」訴え、最後に参加者全員で安倍改憲NO!を掲げました。

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