第59回自治体学校in千葉 3日目
みんなが先生、みんなが生徒
第59回自治体学校in千葉3日目は、長澤成次千葉大学名誉教授が特別講演を行いました。
公民館の始まりとその役割

そして「学習権はあらゆる場所で教育を受ける権利であり、ユネスコ学習権宣言でも『経済発展の手段ではなく、基本的権利の一つとしてとらえなければならない』としていると話しました。
公民館をなくさせないために

長澤教授は「公民館は教育機関であり、地域の人たちが作り上げてきた。市民合意がなければ壊せないようにしなければならない」と訴えました。
そもそも社会教育とは「住民が地域の課題を自主的に学ぶもの」であり、そのための場所をしっかりと担保し、教育の目的の実現に努めるよう国および地方自治体には責務が課されています。
地域住民の人権としての学習権を保障する
地域住民の学習権保障に果たす地域・自治体の課題として、1963年に大阪・枚方市教育委員会が発表した「枚方テーゼ」が紹介されました。
これは「社会教育をすべての市民に」と、6つの項目が掲げられ、社会教育について「1.主体は市民、2.国民の権利、3.本質は憲法学習、4.住民自治の力となるる、5.大衆運動の教育的側面、6.民主主義を育て、培い、守る」と記されており、「今も公民館の考えとして広く根付いている」と触れました。
今までにない視点からの講演で、非常に関心の持てる内容でした。