JR路線維持へ、オール十勝の声を

2018年11月11日日曜日

事務所だより

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JR問題を考える十勝のつどいin帯広

根室本線の災害復旧と存続を求める会が主催


 6日夜、とかちプラザにて、「JR根室本線の路線維持を!北海道の鉄路存続と再生を考える十勝の集いin帯広」が行われました。

基調提起~『北海道の鉄路を守ろう!』


主催者と後援・協賛団体あいさつにつづき、道教大の武田泉准教授から「つなげよう根室本線!」と題し基調提起が行われました。

 武田准教授は、以前ふるさと銀河線存続支援に関わっており、その経験から、今のままでは銀河線と同じことを繰り返してしまう、と警鐘を鳴らしました。

 全国各地でも廃線後のバス転換は、次第に便数減少とネットワークの分断が起こっていること、定時性や大量輸送の観点からも、鉄路の優位性があることを訴えました。

観光・物流のほか災害代替ルートにも


 また、不通区間を含む根室本線は、石勝線が開通するまでは道央と道東を結ぶメインルートであり、9月の胆振東部地震の際、数日間石勝線が運休した場合でも、もし開通していれば人も貨物も代替輸送が可能だった、と話しました。

 その上で、まずは災害復旧に対しもっと国費を入れ、復旧をしてから路線維持について議論していくべきであり、地域からも様々なアイデアを出しながら、早急に取り組んでいくことを提案しました。

パネル討論『公共交通と根室本線の役割』


 次に行われたパネル討論では、十勝町村会会長の髙橋正夫・本別町長が進行を行い、パネリストとして釧路町村会会長の棚野孝夫・白糠町長、上川町村会副会長の池部彰・南富良野町長、主催者を代表し、平良則代表と武田准教授がそれぞれ話しました。


 話の中では、不通区間の解消は、東北海道一体で要望し、周回できるルートとしてつながってこその区間であること、つながっていたネットワークを、赤字だからと言って断ち切ってしまえば、その区間だけでなく全部衰退してしまうことなどが訴えられました。

 生活路線としてだけではなく、観光や物流、災害への代替路としても、早期の復旧のために、オール十勝として声を上げていくことが提起されました。

 最後の会場発言では、畠山和也・前衆議院議員も発言し、党としても一丸となってJR問題に取り組むことを訴えました。

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